介護職員初任者研修で学べるのは、介護の基礎知識です。介護職に関する基礎知識はもちろん、介護の基本や認知症、障害に関する知識、生活支援の技術などについて詳しく学びます。カリキュラムを修了すると、介護の基本や技術について一通り理解できているでしょう。
介護職員初任者研修のスクールは、自宅もしくは最寄駅から近いなど通いやすいロケーションにあるのがベストです。通学制なら1ヶ月程、通信制でも15日ほど通わねばならないため、通いにくいロケーションだと通学が億劫になり続けられなくなることもあります。
介護職員初任者研修のカリキュラムは130時間と定められており、学ぶべきことも規定されています。そのため、スクールによって学びの質が異なることはほとんどありません。料金が高いから良いスクールというわけではないので、相場に見合ったスクールを選ぶのが賢明です。
介護職員初任者研修のスクールは、通信制と通学制の2種類があります。また、それぞれのスクールによって講座が開講される時間帯や日数も異なります。仕事をしながら取得したい、短期集中で取得したいなど、ライフスタイルに合わせた通い方ができるスクールを選ぶと良いでしょう。
介護職員初任者研修のカリキュラムは厚生労働省が定める指針に従い、それぞれの都道府県が指定機関に認可を与えています。認可されている機関で受講すれば学ぶ内容に違いはなく、介護職に必要な知識や技術を習得することができます。
通学制は朝から午後までフルタイムで受講することになりますが、最短1ヶ月程で介護職員初任者研修の資格が取得できます。できるだけ早く資格を取得したい場合に向いている方法です。
通信制は40.5時間を自宅で受講し、残りの時間は通いで受講することになります。通いの講座も週末だけ通う、夜だけ通うなど色々な選択肢があるので、働きながらでも資格を取得できるのが利点です。
介護業界は人材不足に悩まされており、無資格でも就職することは可能です。しかし、介護職員初任者研修の資格を取得していれば、仕事の幅も広がるため就職や転職に有利です。また、介護職員初任者研修の資格は介護職でキャリアを積むための最初の一歩となる資格でもあるため、仕事へのモチベーションの向上にもつながるでしょう。